「睡眠はなぜ必要か?睡眠に適した環境づくり」

こんにちは。もうすぐ7月、一日を通して暑くなってきました。夜も暑い日が増えてきましたね。
サッカーワールドカップもはじまり、睡眠時間がいつもより短くなっている方が多いのではないでしょうか?
かくいう私も、小学2年生から高校卒業までサッカーをやっていたので、睡眠時間を少し削ってワールドカップを見ていますσ(^○^)

さて、今日は睡眠のお話です。
みなさん睡眠は何の為にとると思いますか?
睡眠は休養をとることが目的ですね。
休養をとらなければ疲労は回復しません。
本当の休養は質の良い睡眠をとることでしか得られません。

そして一番大切なこと、睡眠は実は脳(自律神経中枢)を回復させる為に必要なのです。

どうやれば最適の休息環境が作れるか?
質の良い睡眠をとる環境づくりも非常に大切です。
「睡眠をとる事」=「脳(自律神経)を休める」ために適した温度というものがあります。
これを無視していくら長時間寝ていても脳(自律神経)は回復しません。

質の良い睡眠=脳(自律神経)を回復できる睡眠は一定の室温で眠ることが重要です。

室温は20度前後の室温が最も脳が休まると言われています。
残念ながらエアコンは体に悪いという誤った情報が広まっているため、公共施設やご家庭でも、夏場にエアコンを使わずに、暑いなか生活したり、寝たりする方が多いですが、これは体に大変負担がかかています。

もちろん風に直接あたったり、体を冷やしてしまう事はよくありません。
しかし、エアコンを上手に使うことで、夏でも質の高い睡眠、からだに負担がすくない生活を送ることが出来ます。

◎寝室の温度は20度前後、1年を通して長袖、長ズボンなどで寒くない着合わせをし、夏冬通しておなじ布団をかぶって寝るという事が大切です。
室温22度、布団の中の温度は33度、湿度55%を1年中キープすることが理想です。

いくら長時間寝ていても、室温が25度をこえていると、体は代謝しながら眠ります。
横になっていても体は働いていますので、これでは休んでいることになりません。

実際に1歳になる娘の睡眠の状態をみていても、22度を超えた環境では寝返りが多く、寝汗もかいて寝苦しそうにし、よく目を覚まします。
睡眠に適した環境を作ってあげると、寝汗もかかず、お乳、おむつ以外は起きることなくぐっすり休んでいます。

睡眠の目的は休養をとることですので、からだの活動を最低限に抑えることが重要ですね。
質の高い睡眠をとり、蓄積疲労を減らしましょう。