昨今テレビなどでは「姿勢が悪いから体が悪くなる」というような情報が多い様です。
もちろん状況によってその場合もありますが、「姿勢が悪いから体が悪い」のではなく、「体が悪いから姿勢も悪くなる」のです。内臓や自律神経中枢つまり脳の元気が無くなっているから姿勢が悪くなるということなのです。
だから、「姿勢が悪いから良い姿勢を意識して我慢する」という事は全く意味がなく体にとっては負担でしかありません。

自律神経中枢の元気がなくなると全身こわばった状態になり、一部分での筋力が落ち、正しく体が使えなくなります。
つまづきやすくなったり、反射的な反応がにぶくなったり、体をうまく操作出来ない状態になっています。スポーツをしている方ではパフォーマンスが落ちるということもあります。

・画像左側の施術前では、猫背になっていて、顔が前に突っ込んだようになっており、耳の位置がオレンジ色の中心線より前にあります。あごが上がって、腰が引けて背中が丸くなっています。

・画像右側の施術後では、顔が起き上がり、あごは引けていて、耳の位置が中心線上に来ている事が分かります。背筋が真っすぐ伸びて、突き出ていたお尻もぐっと引っ込んでいます。

これは施術後に自然に立って頂いた所を撮ったものです。意識して良い姿勢を作って下さい。などと言って我慢してとって頂いた姿勢ではありません。
内臓や自律神経の働きを回復させる事によって、筋肉が正常かされた結果このような状態になるのです。（必要以上に縮んでいた筋肉がゆるみ、過剰にゆるんでいた筋肉は縮む）


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